金も縁も切ることはできず、ぐずぐずと続く彼との日々

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優しいけれど貧乏な彼

彼に出会ったのは、大学に入りたての19歳の頃でした。当時よく遊びに行っていたクラブでナンパされたのが始まりです。私は田舎から都会の大学へ行くため上京したばかりでそういった遊びも不慣れだったので、気軽に声をかけてくれたことにすごくときめいてしまいました。田舎でも男性と付き合ったことはほとんどないと言ってもいいくらいだったので、おしゃれで年上で話もおもしろい彼にハマるのはあっという間のことでした。

ただ、彼は将来バンドデビューすることを夢見るバンドマンでした。スタジオでの練習やライブをするためにバイトで生活を稼いでいるような状況でした。デートもファストフードや公園など。それでも楽しかったし、彼を好きな気持ちはどんどん膨らんでいったので告白された時は二つ返事でOKしました。

愛のためにと、借金を繰り返す日々

そんな付き合いが続いて半年ほど経ったある日、彼が非常に神妙な面持ちで私の家を訪ねてきました。理由を聞くと、「新しい楽器を買わなくちゃならないのに、どうしてもお金が工面できない」と言いながら泣き出しました。今のバンドは自分の夢だから諦めたくない、でもお金がないからどうしようもない、とのことでした。

実はその時、彼は消費者金融に手を出しすぎて新たにキャッシングができなくなっていました。その事も全く知らなかった私はひどくショックを受けましたが、あまりにも彼が悲しそうに泣くので私がなんとかしたい…などと思ってしまい、当時持っていたクレジットカードの現金キャッシングを使って彼に渡してしまいました。

その後も、何かと入り用な時は彼に泣きつかれて、とうとうわたしまで消費者金融でお金を借りるようになってしまいました。金額は総額約100万ほど。金額にすると大きいものですが、日々の積み重ねが続けば2年もするとあっという間にこのくらいはいってしまうんだな、と、自分のことながらどこか客観的に思ってしまいました。

金も縁も切れなくても

それから約8年、当時大学生だった私は今や社会人になり、昼は正社員のOL、夜は繁華街で水商売をしながら返済を続けています。バンドで成功することを夢見ていた彼も今はその夢を諦め、しかしなかなか正社員として受け入れてもらえる企業がなく派遣社員として働いています。

新たな借金はないものの、今までの返済で手一杯の彼の生活費はほとんど私が負担しています。結局、金も縁も切れない現実ですが、まだ彼の事が好きなので当分この状況が続きそうです…。

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